質点系のサブセクション
SRモデルの基礎重量入力は必須か
Question
質点系解析でSRモデルの検討をしようとした場合、重量を入力する欄がありますが、ここは基礎重量を入力する必要がありますか。『0』のままでは自動的には入らないのでしょうか。
Answer
現在0を入れる場合は自動的に計算する機能はありません。 基礎重量を直接入力する必要があります。
質点系モデルの塑性率基点はどこか
Question
質点系モデルの塑性率基点はどこになるのでしょうか。
Answer
第2折れ点となります。現在のところ、変更する機能はございません。
45°、135°加力での質点系振動解析の注意点
Question
45°、135°加力を行って質点系振動解析をしたいのですが、気を付けるべきことがあれば教えてください。
Answer
基本的には荷重増分解析の外力作用角度を検討したい方向にすれば問題ありませんが、免震層のねじれを考慮したモデルの場合には適切に計算できない可能性があります。 質点系モデルは、荷重増分解析結果から層の復元力特性を求めますが、実際の応答解析においてはX方向ケースであれば全体座標系のX方向、Y方向ケースであれば全体座標系のY方向に加振します。上部構造の骨格曲線は、45°、135°に載荷した場合でも、それぞれX方向、Y方向のばねとしてモデル化されます。
一方、免震層を立体的に配置した場合、外力の作用角度に応じて平面的な配置を回転させる処理は行っていません。 そのため、上部構造の復元力と免震層の関係が整合しない計算となってしまいます。
また、免震層に速度依存ダンパーを配置した場合には、質点系振動解析条件 X方向作用角度を設定することでダンパーの作用角度を調整する必要があります。
付加系モデルでダンパー付加剛性が適用されない
Question
付加系モデルで計算するため、層復元力特性の設定で層のダンパー付加剛性を入力したのですが、応答が変わりません。他に設定が必要でしょうか?
Answer
層復元力特性の設定で入力した層のダンパー付加剛性を適用するには、「質点系振動解析条件>共通条件2」→「付加系モデル考慮」において、「各層に付加系ばねを考慮する」を選択する必要があります。
各部材の付加剛性の確認方法
Question
「質点系振動解析条件」の「共通条件2」の付加系モデルの項目において、「各部材に付加系ばねを考慮する」とした場合の付加剛性を確認することはできますか?
Answer
「ファイル」→「データ変換出力」→「CSV出力」から、「解析結果」で各部材をチェックして出力することで確認できます。 例えば柱の場合、KbsX-R(kN/m)、KbsY-R(kN/m)、KbsX-T(kN/m)、KbsY-T(kN/m)のようなヘッダでそれぞれX,Y方向の状態R,状態Tによる付加剛性が出力されます。
等価平面の回転角算出に用いる柱軸力について
Question
等価平面を仮定して回転角を算出する際に用いている柱軸力は変動軸力のみとの理解でよろしいでしょうか。長期軸力を含んでいるようなことはございませんでしょうか。
Answer
変動軸力を用いて計算しています。長期軸力は含まれていません。
制震間柱は曲げ剛性に考慮されるか
Question
層の復元力作成の際に、制震間柱は曲げ剛性に考慮されていませんか。
Answer
等価曲げ剛性を算出する際には柱の軸方向の歪エネルギーの和が等しくなるような平面保持を仮定しておりますが、その際に制震間柱の歪エネルギーも考慮されます。
上部構造を質点系として免震層のねじれを考慮可能か
Question
上部構造を質点系として免震層のねじれを考慮するモデルはできますか。
Answer
質点系振動解析条件で「免震層のねじれを考慮する」とすれば考慮可能です。 その場合、計算条件の「層の復元力特性定義」で、上部構造を配置する座標を直接入力する必要があります。一般的には、上部構造のせん断力重心(≒軸力重心)を入力すると上部構造の慣性力を適切に免震層に作用させることができます。
質点系と立体モデルで結果に差が生じる原因
Question
質点系と立体モデルで結果に差が生じます。なぜでしょうか。
Answer
以下の記事にチェックリストが整理されていますので、ご参照ください。
【RESP-D Q&A】質点系モデルと立体モデルの振動解析結果(応答)に差異が生じたときに確認すべき項目は?
45度方向加力時のQ-δ曲線のδの方向
Question
45度方向加力で増分解析を行った結果、変形図を見ると60度方向に変形しているのですが、この時のQ-δ曲線のδはどの方向を取るのでしょうか?
Answer
加振方向の変形δを使用しています。
スウェイ・ロッキングバネの考慮方法
Question
スウェイ・ロッキングバネを考慮したいのですが、どのようにすればできますか?
Answer
「質点系振動解析条件>並進解析2」→「スウェイ・ロッキングの考慮」の設定で「考慮」にチェックを入れるとばね値と重量を考慮出来ます。 また、「スウェイ・ロッキングの減衰マトリクスの設定」で「基礎部の減衰定数を指定する」もしくは「基礎部の減衰係数を指定する」にチェックを入れると減衰(定数あるいは係数)を設定できます。 なお、考慮する際は、X・Y方向共にご指定ください。
免震の串団子モデルで免震層のねじれ評価は可能か
Question
免震の串団子モデルにおいて、免震層のねじれを評価したモデル化を行うことは可能ですか?
Answer
「質点系振動解析条件>共通条件2」で「免震部材をそのままモデル化する」を選択し、「免震層のねじれ」の設定で「免震層のねじれを考慮する」にチェックを入れると免震層のねじれを考慮することができます。
質点系でダンパーの履歴出力方法
Question
質点系でダンパーの履歴出力はできますか?
Answer
ダンパー1部材ごとに集計する機能は現在のところ用意がありませんが、各層のダンパー履歴としてであれば、以下の手順で集計できます。
1.振動解析ケース設定→履歴出力指定→時刻歴出力タブの層時刻歴にチェックを入れる 2.質点系振動解析を実行する 3.データ保存フォルダの、データ名フォルダ/質点系振動解析フォルダに出力される、以下のファイルが履歴出力ファイルです。
(X方向) 付加系モデルの場合:〇〇_lm00x_his01_Lm_Stud_1.csv 付加系モデルでない場合:〇〇_lm00x_his01_Lm_VelDamper_1.csv
(Y方向) 付加系モデルの場合:〇〇_lm00y_his01_Lm_Stud_1.csv 付加系モデルでない場合:〇〇_lm00y_his01_Lm_VelDamper_1.csv
出力はヘッダ付きで確認でき、出力単位系はN,mとなります。 また、U,Vはそれぞれ、X,Yと読み替えていただくことができます。
RESP-M2変換時の免震モデルエラー対処法
Question
RESP-M2に変換しようとした時に免震層はないのですが、「免震モデルは変換できません。「免震層を考慮」スイッチをオフにしてください。」とにエラーが出て出力できません。
Answer
「質点系振動解析条件>共通条件2」→「免震層のモデル化」にて「「共通条件1」の「層の復元力特性モデル化」に従う」を選択することで出力することが出来ます。