45°、135°加力での質点系振動解析の注意点

Question

45°、135°加力を行って質点系振動解析をしたいのですが、気を付けるべきことがあれば教えてください。

Answer

基本的には荷重増分解析の外力作用角度を検討したい方向にすれば問題ありませんが、免震層のねじれを考慮したモデルの場合には適切に計算できない可能性があります。 質点系モデルは、荷重増分解析結果から層の復元力特性を求めますが、実際の応答解析においてはX方向ケースであれば全体座標系のX方向、Y方向ケースであれば全体座標系のY方向に加振します。上部構造の骨格曲線は、45°、135°に載荷した場合でも、それぞれX方向、Y方向のばねとしてモデル化されます。

一方、免震層を立体的に配置した場合、外力の作用角度に応じて平面的な配置を回転させる処理は行っていません。 そのため、上部構造の復元力と免震層の関係が整合しない計算となってしまいます。

また、免震層に速度依存ダンパーを配置した場合には、質点系振動解析条件 X方向作用角度を設定することでダンパーの作用角度を調整する必要があります。