07. ツールのサブセクション

オプション

メインメニュー「ツール」→「オプション」を選択してください。ここでは、プログラムの計算時・保存時等の設定を行います。

  1. 準備計算時、応力計算時において、スレッド数を指定できます。この場合の「応力計算時」とは計算処理画面の、応力解析、断面算定、増分解析、終局検定、質点系振動解析、立体振動解析を意味します。

スレッド数をコア数に設定する場合は、「各スレッド数にコア数を指定」ボタンを押してください。準備計算については、おおよそ設定したスレッド数に比例して計算速度が向上します。応力計算時については、計算速度は準備計算ほど高速化の効果はないのでスレッド数は4程度までで頭打ちになる傾向にあります。 2. 解析をクラウド上で行うことにより解析の高速化が見込めます。(詳しくは「こちらの記事」をご参照ください。)

ご利用になりたい場合はRESPサポートまでご連絡ください。

  1. Skyline(デフォルト)、Sparse、IntelPardisoの3種類から選択可能です。
    (詳しくは「こちらの記事」をご参照ください。)

  2. 自動バックアップ機能を用いる場合はチェックを入れ、「バックアップ時間間隔(分)」、「バックアップ数」を入力してください。

バックアップしたデータは、ファイル名を「RESPD_AutoSave_**.dz」として以下に保存されますので、拡張子をdz\$からdzに変更してご利用ください。ファイル名の“**”は、バックアップした順番を示します。1番目にバックアップしたファイルは“00”、2番目は“01”となります。

自動バックアップファイルの保存先:

C:\Program Files(x86)\KKE\RESP-D(64bitOSの場合)
C:\Program Files\KKE\RESP-D(64bitOSの場合)

なお、自動バックアップの状況は「出力メッセージウインドウ」で確認できます。

  1. 再計算せず、既存結果の読込みを行う場合はチェックを入れてください。チェックが入っていない場合、データを開きなおした際に常に再計算が必要になりますので、特別な理由がない限りチェックを入れておいてください。

部材リスト

配置されている部材の一覧を表示できます。


外部ツール

RESP-Dの外部ツールを起動します。

各外部ツールについて

HRPC

プレキャストコンクリートを用いた工法の1つであるHRPC工法の部材の検定を行うツールです。
マニュアルはC:\Users\(ユーザ名)\Documents\KKE\RESP\RESP-D配下にある
RESP-D外部ツール説明書_HRPCツール.pdfをご参照ください。

杭応答変位法オプション

杭基礎における下部構造の応答変位法計算を行う機能です。 本機能はオプションです。 RESP-D本体とは別に、オプションのライセンスが必要です。

モデルの入力はRESP-D上で行い、計算実行および結果の出力を外部ツールから行います。

杭応答変位オプションのマニュアルは、こちらをご参照ください。

余裕度解析

余裕度解析を行います。 詳細説明は以下に記載します。

柱MN図曲線の表示

柱のMNインタラクションを可視化します。 メニュークリックすると画面が起動します。
操作対象を柱に変更し、MNインタラクションを確認したい柱を選択することで当該柱の耐力曲線が表示されます。

計算結果読み込み

すでに終了している解析結果を読み込みます。
RESP-D起動時に表示される画面と同じ画面です。
計算終了後にモデルに変更を加えて保存した場合に元々の計算結果は「古い計算結果です」と表示されます。

断面選定

部材断面が収まるまで断面変更を繰り返します。

※ 本機能は研究的な機能のため、選定ロジックは予告なく拡張される可能性があります。