質点系振動解析計算書

メインメニュー「計算・出力」→「質点系振動解析計算書」を選択します。
ここでは、質点系振動解析結果の出力設定および表示を行います。
質点系振動解析計算書では以下の5つのみ出力可能です。

・No.1:計算条件
・No.2:各層の最大応答値図
・No.3:層せん断力分担図
・No.14:免震層平面応答値図  変位・速度・加速度の応答を出力することができます。
 最大応答値図設定にて出力するケースの特性変動の考慮もしくは計算書に指定する応答値の指定を行うことができます。
・No.15:時刻歴図
 No.15の図化出力については振動解析ケース設定>履歴出力指定の時刻歴出力を設定しておく必要があります。

出力を指定する図について、「図化出力」の該当項目にチェックを入れてください。
また、「用紙サイズ」と「用紙方向」を選択してください。
setting>用紙においても用紙サイズ・用紙方向の設定がございますが、各図の用紙サイズ用紙方向の指定が優先されます。

No.1「計算条件」の出力においてQ-δ曲線と骨格曲線の重ね書きグラフが出力できます。



層の最大応答値設定

各層の最大応答値図(No.2)で出力する図面の設定を行います。
解析ケース指定において、計算書に表示する解析データの選択及び重ね描くデータを設定することができます。
詳細は解析ケース指定をご確認ください。
出力項目において、層の各応答値を計算書で出力するかどうかを指定することができます。
出力できる項目は、加速度・速度・変位・層間変位・層間変形角・層せん断力・層せん断力係数・OTM・層塑性率です。

時刻歴・履歴設定

時刻歴(No.15)について、解析ケースごとに図化する項目を選択することができます。
デフォルトでは全ての項目を図化する指定となっておりますので、図化を減らしたい場合に使用します。
指定できる項目は重心加速度・重心速度・重心変位・エネルギーです。
なお、この出力を行うためには、振動解析ケース設定>履歴出力指定の時刻歴出力を設定しておく必要があります。

その他の設定

No.1「計算条件」で出力されるQ-δ曲線のδの最大値を指定します。
rad指定になりますので階高が異なる場合δ最大値が変化します。