振動解析計算書

メインメニュー「計算・出力」→「振動解析計算書」を選択します。
ここでは、振動解析結果の出力設定および表示を行います。

出力を指定する図について、「図化出力」の該当項目にチェックを入れてください。
また、「用紙サイズ」と「用紙方向」を選択してください。
setting >用紙 においても用紙サイズ・用紙方向の設定がございますが、各図の用紙サイズ用紙方向の指定が優先されます。

振動解析計算書項目一覧

  • No.1 計算条件
  • No.2 各層最大応答値図
  • No.3 層せん断力分担図
  • No.4 応力図(立面) ※1
  • No.5 軸力図  ※1
  • No.6 支点反力図 ※1
  • No.7 応力図(平面) ※1
    ※1 各部材の最大応力値を図化しますので、発生時刻は異なります。
  • No.8 ヒンジ図
  • No.9 ヒンジ発生ステップ図
  • No.10 最大回転角図
  • No.11 累積塑性変形倍率図
  • No.12 累積損傷度図 ※2
    ※2 鉄骨梁端損傷度 D の設定にて累積損傷度 D を計算するにチェックを入れる必要があります。
  • No.13 立面応答値図
  • No.14 平面応答値図
  • No.15 時刻歴図 ※3
  • No.16 節点時刻歴図 ※3
  • No.17 柱時刻歴図 ※3
  • No.18 ブレース・ダンパー応力履歴 ※3
  • No.19 節点間ブレース・ダンパー応力履歴図 ※3
  • No.20 間柱ダンパー応力履歴図 ※3
  • No.21 耐震壁・粘性制震壁応力履歴図 ※3
  • No.22 水平ブレース・ダンパー応力履歴図 ※3
  • No.23 免震支承材・履歴系減衰材応力履歴図 ※3
  • No.24 筒状流体・粘性体ダンパー履歴図 ※3
  • No.25 支点ばね履歴図 ※3
  • No.26 トグル履歴図 ※3
    ※3 No.15-25 については振動解析ケース設定>履歴出力指定の時刻歴出力を設定しておく必要があります。

層の最大応答値設定

各層の最大応答値図(No.2)で出力する図面の設定を行います。
解析ケース指定において、計算書に表示する解析データの選択及び重ね描くデータを設定することができます。
詳細は解析ケース指定をご確認ください。
出力項目において、層の各応答値を計算書で出力するかどうかを指定することができます。
出力できる項目は、加速度・速度・変位・層間変位・層間変形角・層せん断力・層せん断力係数・OTM・層塑性率です。

最大応答値図設定

最大応答図出力指定タブ

下記の指定を行うことができます。
・特性変動指定    標準・正(+)側・負(-)側

・出力応答値指定   変位・速度・加速度

・軸力図の設定    軸力比で表示する

・立面応答値図の設定 全解析ケースの最大値を表示する

・上下動用分割大梁の場合端部と中央の値のみ出力する(立面応答値図・応力図(立面)に対応)

・応力図の設定    各振動解析ケースに対してどの図を出力するかを指定

           応力図(No.4)・軸力図(No.5)・支点反力図(No.6)・応力図(平面)(No.7) 

           ヒンジ図(No.8-12) 立面応答値図(No.13) 平面応答値図(No.14)

フレーム・階の指定タブ

図化する階やフレームを選択する際に使用します。
setting >出力階・軸指定 は無視されます。

時刻歴・履歴設定

時刻歴タブ

時刻歴(図化項目 No.15)について、解析ケースごとに図化する項目を選択することができます。
デフォルトでは全ての項目を図化する指定となっておりますので、図化を減らしたい場合に使用します。
指定できる項目は重心加速度・重心速度・重心変位・エネルギーです。
なお、この出力を行うためには、振動解析ケース設定>履歴出力指定の時刻歴出力を設定しておく必要があります。

部材履歴タブ

部材時刻歴(図化項目 No.17-No.26)について、解析ケースごとに図化する項目を選択することができます。
デフォルトでは全ての項目を図化する指定となっておりますので、図化を減らしたい場合に使用します。
なお、この出力を行うためには、振動解析ケース設定>履歴出力指定の時刻歴出力を設定しておく必要があります。

その他の設定

振動解析計算書には関係のない項目です。(質点系振動解析計算書で使用します。)